SNSの本当の恐怖

Image Replacement

気が付けばツイッターやフェイスブックなどSNSなるものが社会で絶大な市民権を得ていた。
なぜ個人情報を垂れ流して喜んでいるのか歪んだ社会の裏事情はこうだ!

SNSの正体

■ソーシャルネットワーキングサービス

Facebookは既に、現代社会に欠かすことのできないツールであるといっても過言ではないでしょう。
その魅力は充分すぎるほどに理解しているつもりですが
しかしその便利さを理解すればするほど、「Facebookってホントは危ないんじゃない?」
みたいな意見を聞いて疑ってみたりするものです。

そこで、「用心するに越したことはないかな」と改めて考えさせてくれるのが、
『フェイスブックが危ない』(守屋英一著、文藝春秋)です。
著者はかつて、日本IBMのセキュリティー・オペレーション・センターに所属して、
企業のコンピュータシステムをサイバー犯罪から守る仕事をしていた人物。
そんな人がフェイスブックを使ってみたら危機感を抱いたというのですから、
たしかに聞き流すわけにはいかなそうです。

たとえばいい例が、ストーカー問題。

TwitterやFacebookがストーカーを誘発するという話は特に目新しくもありませんが、とは言え
社会的に大問題ではあります。

それは、誰もがあまり深く考えないあるポイントが事件へと誘発するのです。
それが登録時の「交際ステータス」という項目にあるというのです。
ユーザーならご存知でしょうが、「独身」「交際中」「既婚」など、自身の交際情報を表示する項目です。
個人的には、事件に結び付くなど全く思わないので隠しはしない項目です。

この交際ステータスを「交際中」から「独身」に変更すれば、「別れた!」とわかってしまうのです。
そしてTwitterと連動していて日々の行動をツイートしていれば知らない所で全ての行動を知られている
なんてことになっているかも…。
こう言ったことからストーカー被害では、この交際ステータスが悪用されるケースが多いと言われています。

そんなところをいちいちチェックしている執着心を持つ人がいるということ自体が驚きですが、
残念ながらそれが現実なのです。

そして、なにより恐ろしいと感じるのは、Facebookがサイバー犯罪につながっている実態があるということです。

例えば、
金融機関などのオンライン端末を不正操作し、無断で他人の口座から自分の口座に預金を移した
(電子計算機使用詐欺罪)や、インターネットに接続されたサーバコンピュータにわいせつな画像を置き、
これを多くの人に対して閲覧させたなどです。

知らないうちにわいせつ犯罪者に仕立て上げられてしまうのはシャレにもなりません。
やはりそれなりの対策が必要であるということは確実のようです。



  (参考) exciteニュース
       フェイスブックが危ない

   

※下記教材は無料レポートです。気になる方は参考にしてください。


フェイスブックやブログで笑える記事を書く方法
あなたのフェイスブックやブログの記事は 面白いですか? 別に面白くなくたっていいじゃないか? そうかもしれません。 ただ、 面白い記事を書くと…
フェイスブックを賢く使う方法
フェイスブックを賢く使う方法! こちらのレポートでは、フェイスブックを より効率よく賢く使う方法をまとめております。 ☆フェイスブックを登録はしているものの、今ひとつ 使い方がわからない …
つながりを利用して人生を豊かに!ビジネス&プライベートで役立つSNSテクニック【SNSの3原則&6つの活用法】
もはや使っていない人を探すほうが難しいSNS(ソーシャルネットワーキングサービス)。 日本人5000人を対象としたある調査によると、 2011年末時点で …
フェイスブック恋愛マニュアル
実質2週間で3人の女性と関係を築けた禁断の法則 最先端の心理学とマーケティング術を癒合した恋愛術 日本初のフェイスブック専門恋愛コンサルタント FBL研究所


ストーカーの成れの果て


■女性急増の理由

突然ですがあなたは友達や恋人と会わない日に相手が何をしているのか気になる時ってないですか?!
最近はTwitterやFacebookで行動をチェックするって人が案外多いかも。
この頻度を増した「ネットストーキング」を行うのは、実は女性のほうが多いということが判明しました。

よく彼氏の携帯電話を盗み見る人が居ますがその延長線上にあるのかもしれないですね。

「ストーカー」と聞くとなんだか気味が悪い印象がありますが、
最近では「SNSストーカー女子」があたりまえになっているのだとか。

これはアメリカの調査結果であるが

18歳以上のアメリカ人男女2,258名に調査したところ、
他人のSNSの情報を細かくチェックすることに対し37%の女性が「問題ない」と回答したことがわかりました。
一方、同じ質問でも男性は29%と少な目でした。

年齢別に見てみると、18歳〜34歳では36%、35歳〜44歳では40%
他人のSNSを事細かにチェックすることに疑問を抱かないという意見でした。

また別の調査ではデートに行く前にSNSなどで相手の情報をチェックすると回答したのは男性は43%、女性は54%でした。

さらに、カナダのウェスタンオンタリオ大学の生徒が、過去12カ月以内に破局した男女107名を対象に調査したところによると88%が別れた恋人をFacebookでネットストーキングしていたということも判明しました。
70%は友人のアカウントを使用してまで別れた恋人の情報を逐一チェックするのだとか。
64%のひとは元彼、元彼女からのメッセージやウォールへの古い投稿を読み返すのだそうです。

これらの結果は、ネットユーザーが日常的にSNSに触れていることが影響しているのでしょうが
SNSでのネットストーキングで相手の行動を隅々までチェックすることがあたりまえになってきていることを示しているのでわないでしょうか。

あなたの個人情報、誰かが見てるかも?
この考え方を徹底することが自分自身を守ることなのかもしれませんね。

北米での調査結果でしたがこれだけ多くのひとたちがネットストーキングをしている世の中です。
彼氏や友人ならまだしも、まったく知らないひとにネットストーキングされて犯罪に巻き込まれてしまったという例もありますので個人情報は書かないか、一部のひとにしか見られないように設定をするなど、かなり重要な事柄のようです。

また、一時の勢いでの赤裸々な書き込みなんてものにも注意が必要になってきますよね!




ついに起きてしまった殺人事件

■フェイスブック殺人事件

オランダの裁判所は、フェイスブックの投稿がきっかけで15歳の少女が刺殺された事件で、殺人罪に問われた少年(15)に少年刑務所での懲役1年の判決を言い渡しました。 「フェイスブック殺人事件」と称される今回の事件はオランダ国内で大きな反響を呼び、暴力犯罪とソーシャルメディアのかかわりについて議論を巻き起こしている。 同国メディアによると、被害者の少女は数週間にわたって、フェイスブック上で友人2人と口論を続け、その後友人2人が被告の少年に少女殺害を依頼した。 裁判では、犯行当時14歳の少年が被害者の少女と面識がなく、「他人からの依頼・指示」を受け殺害したことが明らかになった。 判決を受けて、被害者の父親は「娘の命に対して(懲役)1年は納得していない。ただ、それは法が定めたこと。われわれも当局も無力だ」と語った。



 (参考)ロイター

くわばたりえ